PowerShot G10登場。

注目しているのはPowerShot G10。

本日はCanonの新製品が続々と発表されましたね。カメラでは、一番の注目株はやっぱりEOS 5D Mark IIでしょうか。2100万画素超のフルサイズセンサー/ハイビジョン動画撮影などなど、現行モデルを大きく上回るスペックアップに、ただただ凄いとしか言いようがありません。

さてEOS 5D Mark IIはもちろん凄いのですが、個人的に注目しているのが、PowerShot G10

「手」で「直接」操作出来るということ。

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の多くは操作をシンプルにするため、ボタンやダイヤルの数を少なくし、液晶画面で操作するように設計されていることが多いですが、PowerShot G10は真逆。ISO感度の調節ダイヤルから、露出補正ダイヤルまで、撮影時に必要な調整機能を物理的に備えています。

ダイヤルが多いと操作が複雑になると思う方もいるかもしれませんが、コンデジ特有の液晶画面で確認しながら調節するよりも、ずっと確実に手早くセット出来ます。手持ちのGR-DIGITALもボタンの数は多い方ですが、それでもISO感度、露出補正などは液晶画面を見なければその数値が分からないし、液晶画面を消して撮影することが多い自分には結構不便だったりします。

「露出補正」と「ISO感度」は頻繁に変えることが多いので、G10のように液晶画面を見なくてもダイヤルで直接セット出来るのではとても嬉しい仕様ですね。惜しむらくは「絞り」を調整できるダイヤルまであればパーフェクトだったのですが、逆にダイヤルが多すぎて煩雑になりすぎてしまうのも本末転倒なので、これで良いのかもしれません。⇒ボタンの配置などはコチラを参照(キヤノン:PowerShot G10|特長

モノとして持ちたいカメラ。

Gシリーズ初の28mm広角レンズ搭載や、写りの良さ、バッテリーの保ち具合、液晶の大きさなども着実に進化しているので十分に魅力的ですが、フィルムカメラのようアナログの良さと、最先端デジタルを融合させた「モノ」としても是非、付き合ってみたいカメラです。大きさはGR-Dにはかないませんけどね。笑

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