MT3.35からMT4.2rc2へ。その1

最新版MT4.2rc2を導入してみた。
ちょっとWebの技術的なネタ。RikologをMovableType3.35からMT4.2rc2(β版)にシステムをアップグレードさせましたので、どんな風に変わったのか?そして、その使い心地はどうなのか?を簡単にレビューしておきます。
ちなみに、MT4.2rc2はメジャーアップグレードとなるMT4.2のプレリリース(ベータ)版で、まだ正式版ではありません。が、機能の制限も無く通常利用と全く同じに利用出来ます。ただし、β版ですので、多少の不具合が起こる可能性もあります。
最新版MT4.2rc2の使い心地は?
MT4.2rc2の使い心地はというと、MT4.1よりも総合的に良くなっています。MT3.xのようにサクサクとはいかないかもしれませんが、それでも、再構築のスピードはそれなりに改善されていると思います。もちろん、どんなシステムを構築して、どの程度のボリュームがあるのかによって、再構築の時間もかなり変わってきますので、一概にはなんとも言えませんが、かなり頑張っていると思います。
管理画面の使い勝手もMT4からは大きく変わった部分はありません。若干もっさりとした印象は受けなくも無いですが、ストレスがたまるほどではありません。ただし、MT4を初めて使われる方は、ブログの設定やコメントの設定などシステム関連の設定がやや煩雑になっていますので、注意が必要かもしれません。また、MT3.xまでと用語がかなり変わっている部分がありますので、そのあたりの確認も必要ですね。
不具合などの問題点に関しては、DBへのデータの書き込みを要するテンプレートの編集や、個別パーツ(モジュールやテンプレート)での再構築の際に、よくシステムエラーを頻発するので、このあたりはまだまだ不安要素が残るところ。こういう予期せぬエラーが結構あるので、アップグレード作業中は、こまめにバックアップを取っておくのが一番だと思います。
リコログのコメント機能を強化。
ちなみに、MTをアップグレードして使ってみたかったのが、強化されたコメント周りの機能。Rikologでもコメント部分をまるまる新しくし、コメントしていただいた方への個別返信、また、MTユーザーやOpen ID、VOXなど自身のアカウントをお持ちの方は、コメントする際にいちいち名前を入力する必要がなくなりました。是非、お試し下さい。
次回は、MTシステムアップグレードの際に覚えておきたいポイントをピックアップしようかと思います。後編「MT3.35からMT4.2rc2へ。その2」へ続く。
193 /2008年7月 1日 14:33/返信
Rikoさん
おッ!とうとうMT4へ移行ですか?
僕もやらなくては…と思いつつやって無いです。
ちょっと勉強が必要なんで、保留してました…
DB系が不安でなかなか重い腰が上がらず〜。
さらに洗練されましたね!Rikolog
Riko /2008年7月 1日 15:00/返信
193さん
コニチハ。早速のコメント有り難うございます。やっとです、やっとでした。苦笑
確かにDBを扱う部分は我らデザイナーには怖い領域ですよね。今回のはベータリリースですので、無理してアップグレードせずとも、MT4.2の正式リリースを待ってからアップグレードした方が良いかもしれませんね。確か7月上旬だったような気がします。
リコログは、当初は6月半ばにはアップグレードを終える予定でしたが、プラグインを乱用してしまっているおかげで、それらを切替えるのにここまでかかってしまいました。今回は、外部プラグインは一個だけ!今まで何をしていたんだろうか。。。笑