『PAPER SHOW』を読む。
見て、触って楽しい竹尾のコラボブック。
よく雑誌とかに挿入されている特殊な紙を使ったページとか変わった紙があるとついつい触りたくなってしまう人間には是非ともオススメの本。個性的な紙を取り扱うことでおなじみの「竹尾」さんの個性豊かな紙とアーティストによる個性豊かなアートの両方を楽しめるコラボレーションブック『PAPER SHOW』。
コラボレーションブックといっても、実際にショップで利用される際のSPツールを想定したデザインをまとめたものなんだけど、ショップの個性はさることながら、紙一つでここまで個性を具現化できるというケースを紹介してくれていて、とても読みごたえ、触りごたえのある一冊に。
ちなみに、このPAPER SHOWは毎年イベントで開催されているようで、今回は2007年の開催時に展示されたものをとりまとめたものになっているようです。（⇒イベントの詳細）
「紙」の素晴らしさと
可能性を再認識させてくれる。
まだ、インターネットが普及して間もない頃（パソコンが出て間もない頃、かな？）は、これからの時代は「紙が無くなるだろう」なんて言われていた時期もあったけど、パソコン上の仮想世界と違って、視覚、触覚、匂い、聴覚と人間のほぼ全ての器官を刺激してくれる「紙」ってやっぱり無くならないような気がしますね〜。
あまり書いちゃうと本を手にした時の驚きが少なくなっちゃうと嫌なので、是非、本屋に行った時に手に取ってみて欲しい一冊。個人的にはSoup Stock Tokyo（スープストックトーキョー）の企画で使われた紙とデザインがお気に入りです。
本とは全然関係ない話だけど、Soup Stock Tokyoの新商品、ユッケジャンがすごく飲みたい！辛いもの好きな自分としては外せない一品！
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