『大琳派展』を観る。

カタログ表紙 カタログ裏表紙

日本の伝統美=琳派。

今秋待望の展示ものと言えば、やはり「大琳派展」でしょうか。過去に何度か開催されている琳派の展覧会ですが、こうして、自分がデザインに興味を持って、自分の意志で観に行ける年齢になってから開催されたのは今回が初なので、興味津々で観に行ってきました。

ちなみに今回の大琳派展、実は作品が全て観覧出来るのは開催期間の一部だけなんです。つまり、全作品が観れるのはごくわずか期間しか無いということですね。それに気がついた自分は、結局、2回観に行きましたが、それでも、ちょっとまだ足りないかも、なんて思っていたりするので今週末にクローズする前にもう1回観に行こうかと、考え中。笑

作品カタログは手に入れておくべし!

内容に関しては、実際に足を運ばれるか、ホームページ等でもある程度詳しく観れますので、そちらをご覧頂くとして、是非、この機会に手に入れて欲しいのが「作品カタログ」。とにかく、装丁も内容も豪華です。ちょっとデザインネタになりますが、特色印刷、箔押し、特殊印刷、特殊紙、全て使われています。ちょっとしたデザインサンプルみたいな感じ。笑

もちろん、内容も抜かりは無く、琳派とデザインの意味、そして、今回の目玉でもある同一作品の対比が出来るように分かりやすく観やすいレイアウトで構成されていて、美術書としての価値もとても高いです。

会場で見切れなかった作品をじっくり確認する際も、十分に満足のいく素晴らしいクオリティですので、興味のある方は是非、手に入れてじっくり眺めて欲しいですね〜。ホームページからは通信販売も受付けているようで、足を運べない遠方の方も手に入れることが出来ますよ!ゲットすべし!笑

2 Comments

1932008年11月13日 00:39返信

立て続け!
Rikoさん、淋派展行ったんですか!
羨ましいです。最近の雑誌、淋派展特集たくさんありましたね。

実は、結構前にいただいた…石川県美術館10周年記念「淋派の芸術」というカタログ持っているんです。結構シンプルで内容良いんですが、なにせ1969年ものなので印刷の技術的な部分が…8割は白黒なんです…大淋派展の特集みてひっぱり出してました。
(もうちょっとしたらブログにアップします)

新しいカタログ欲しい〜
3000円かー今月の家計を見て…買おう!

Riko /2008年11月14日 09:34返信

193さん

おはようございます。行ってきちゃいました。笑
確かに最近はブルータスをはじめとするカルチャー系雑誌でよく取り上げていましたよね。

今回の大琳派展がいわゆる自分の初めての肉眼で見る琳派作品なわけですが、いや、ただただ凄いとしかいいようがありません。

白黒カタログはそれはそれで見てみたい気もしますね〜。白黒にしか見えない線とかありそうです。笑
 今回のカタログは作品は全てカラーで掲載されていますが、それと一緒に並べて比較したら面白いかもしれませんよ〜。是非!

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