Tony Mendoza『Flowers』。

リアルなのに非現実的な奇妙な花世界。

週末は猛烈な春の嵐で出かける用事も全てキャンセル(電車もアウトだったし。涙)。近くの公園ではもの凄い勢いで砂埃が舞っていたし、外をただ歩いているだけで砂にまみれて、体中があちこちザラザラするので、こんな日はカメラも持ち出せず、春の花の撮影は当分おあずけのようです。

今回紹介しているTony Mendozaはキューバ出身(現在はアメリカ在住)のフォトグラファー。名前だけは知っていたものの作品自体は全く見たことが無かったのですが、今回のFlowersを青山ブックセンターで見てから好きな写真家になりました。

いくつか写真集は出しているのですが、たまたま見かけたこのFlowersは花を被写体にした作品で、いわゆるハイライトの利いたキレイ系の作品ではなく、どちらかというとリアルな感じの作品。でも、計算されたライティングと巧みな構図のおかげでリアルなんだけどどこか非現実的な世界のようにも見えるから面白い。

WEBでも作品を見て楽しめます。

彼のオフィシャルサイトでもほぼ全ての作品が閲覧出来ちゃう(大丈夫かなぁ?笑)ので、気になった方は是非見てみて下さいな。もちろん、写真集の方が大判ということもあり、より迫力のある作品が楽しめます。久々に欲しくなった写真集でした。値段安くならないかなぁ〜。

2 Comments

cmykayo2008年2月27日 13:10返信

サイトで見て参りました。
なんだかほんとにCGみたいですね〜。
この方知らなかったけど覚えておきます〜

Riko2008年2月27日 18:27返信

cmykayoさん

お疲れさまです。笑
気に入って(?)いただけたようで何よりです。
確かにCGっぽい虚構の世界の雰囲気がありますね〜。

ちなみに、この写真家はもともとは建築系の勉強されて
いたみたいです。すごいなぁ〜〜。

コメントする