『サンシャイン2057』を観る。

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太陽がすごく美しいと思わせる映像美。

ということで、僕の中で気になっていた映画「サンシャイン2057」を観てきました。僕がこの映画を見たかった理由は一つ。予告編で見た時に映画の中の映像美や、宇宙船の造形や宇宙船内のデザインなどに惹かれていたので。映画のストーリーや背景はまだ観ていない方もいますのでここでは書きません。笑

最新のVFX(特撮)技術を駆使して作られた本作は、とにかく映像が凄い。ハリウッドのメジャーなSF作品と比べても遜色無いどころか、こちらの方が上回っている感じさえしました。特に題名にある通り「太陽」が登場する各シーンがとても美しいです。そして、その太陽の熱や太陽風を防ぎながらどんどんと進んで行く宇宙船の「シールド(防護壁)」。これまた、その造形、デザインがとても美しい〜。SFで宇宙が舞台ということを忘れさせるオレンジ色がとにかく印象的だった。そうそう、太陽を観測する部屋が宇宙船にはあるのですが、そこから見えるフィルター越しの太陽(直接見ると目がつぶれてしまうそうです。細かい設定だけど大事だよね。怖!)が、まるでなにか超越した存在すらも感じさせる神々しさを放っていて言葉が出ません。

宇宙船のデザインもかっこいいなぁ。

また、舞台が宇宙船内という限られた空間なのでセットやデザインにもこだわりがあってとてもスタイリッシュ。特にコックピットあたりの各コントロールパネルのビジュアルも、さすがに一昔前のSF映画とは違って、ちゃんと色々と操作できそうな専門的な空間に仕上がっているので、そのあたりも純粋に楽しめる作品じゃないかな、と思います。このあたりは、「Sunshine(Flashサイト)」を覗くと、デザインなどがちょっと分かります。

ストーリーについては気になる方も多いかもしれませんが、その辺りは各方面のサイトや「サンシャイン2057」ブログ(ボリューム凄い!)を見て判断してくださいね〜。太陽の美しさ、パワー、そして恐ろしさを感じたい方は是非大画面で見る価値のある映画だと思いますので、どうぞ今のうちに映画館でどうぞ!笑

追記;真田広之さん、自然です。笑

ちなみに、この映画は外国の映画ですので当たり前ですが、全員英語です。真田さんも英語は堪能だと知っていた(ラストサムライの時の撮影秘話で知りました。)のですが、ちゃんと英語で会話しているシーンというのはこの映画で初めて見ました。すごく、自然です。上手いです。羨ましいです。笑

追記その2;各キャスト、監督さん情報

監督:
ダニー・ボイル(ユアン・マクレガー主演「トレインスポッティング」やレオナルド・ディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」など)

出演:
真田広之
(出演作が多すぎの為、割愛。笑)
ミシェル・ヨー
(香港出身かな、と思ったらマレーシアでした。「007」や「SAYURI」に出演。)
キリアン・マーフィ
(「28日後...」出演。なんだかキレ役が似合いそうです。)
クリス・エヴァンス
(ちょっと垢抜けない感じがしますが、「ファンタスティック・フォー」にヒューマン・トーチ(だっけ?)役で出演。)
ローズ・バーン
(スターウォーズのパドメの侍女役で出演。なかなか存在感あります。)

他にもどこかで見たようなキャストがあと数人います。この映画自体には出演キャストはとても少ないです。各キャストのバックグラウンドを知ると、この組み合わせは意外に面白いですね〜。

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