『宇宙戦争』を聴く。

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宇宙戦争、「聴き」ました。

SF映画は大好きな自分ですが、たまには、SFの世界を音楽で楽しんでみようと思い「宇宙戦争(ジェフ・ウェイン)」を聴いてみることにした。H.G.ウェルズのSF小説「宇宙戦争」を映画化、ではなく、音楽化したこの作品はいわゆるプログレシッブロックというジャンルに区分けされるようなのですが、残念ながらこの方面に全く疎くて、バックグラウンドが分からないのですが、いや、凄い面白い音楽世界が広がっていました。

そのシーンが浮かび上がって来る音作り。

聴いた感想は、宇宙戦争の要所要所のシーンをシンセサイザーとギター、そしてボーカル(特にナレーションは要チェック!)でイメージさせる楽曲仕立ての構成で、ロックというイメージよりは舞台曲みたいな感じでとてもカッコいい。ミュージカル・ロックと言えば分かりやすい?ちなみにディスクが2枚に分かれているけれど、長さはあまり感じないかな。(実際、総時間はあまり長くないと思う。)各パートが丁寧に作られていて、メロディも秀逸な為、頭の中に残りやすい。名曲の条件を揃えている感じですね〜。

ジャケットデザイン、かっこいいです。

Amazon.co.jpで調べてみると、どうやら1978年作と既に30年も前の作品らしい。売り上げも全世界で1200万枚!という驚異的な売上げを誇った一枚だそうだ。僕の持っているのは数年前に出た限定版。ピクチャーレーベルとミニブックレット(挿絵がまた素晴らしいのです。笑)がついていて所有欲が湧くアルバムです。こういうデザインや仕様面で遊び心のあるアルバムは大好き。もちろん、アンティークでかっこいいグラフィックも絶対外せないお気に入り要素ですね。

余談ですが、「〜あの「火曜サスペンス劇場」の冒頭に「ジャ、ジャッ、ジャーン」と流れる恐怖を誘うようなメロディーは、実はこのアルバムからのものだったのですよ。ご存じでしたか?〜」ってAmazonのレビューに書かれていたのを見て、「あ、そうか!あれか!」と、とても懐かしい気持ちになれました。笑

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