『300』を観る。
まるでベルセルク。驚異の映像世界。
タイトル通り、気になっていた映画「300」を観てきました。注目されている映像については、確かに従来までに無かった新鮮な感じかな。「西洋絵画」っぽい色彩と、ペイントしたかのようなマットな質感の映像がとてもかっこいい!他の多くの作品が、なるべく実写っぽく見せようとCGを駆使するのですが、本作は、あえて実写っぽく見せないような画作りがされていてとても斬新な感じがしました。
でも、一番の見所はCGの映像美よりは、やはり登場するスパルタの精鋭達の肉体美。笑 いやぁ、皆さんかなりウェイトトレーニングに苦労されたと思いますが、まるで西洋の彫刻のような重量感たっぷりの肉体美は、男女限らず一見の価値ありと言いたいです。いや、ホント、凄いですから。。。(兜はしていても鎧はしないという点については触れないでおく。。。笑)
映像ばかり気を取られていたので、ストーリーはあまり重視して観ていなかった(笑)のですが、昨今のサスペンスのように一生懸命考えながら観る映画とは違い、すごく分かりやすいストーリーですのでご安心を。レオニダスを演じる主人公のジェラルド・バトラー(オペラ座の怪人の怪人役ね。)の演技力というか眼力に圧倒されます。また、漫画「ベルセルク」に登場する世界観と似ていて、戦闘シーンや、そこに登場する特異なキャラクター(ペルシャ軍率いる様々な異形な戦士たち)もたくさん登場するので、歴史映画というよりは、ファンタジー(魔法はさすがに登場しませんが。笑)映画に近いものがあるかもしれませんね。ベルセルクが好きな人は共感出来る部分も多いのでは?
僕の大好きなタイトルバックは期待通り。
ここまで映像にどっぷりと浸かれる映画も久しく観ていなかったので、とても満足だったのですが、やっぱり個人的に気になっていたタイトルバック。普通のエンドロールはしないだろうなぁ、なんて思っていたので、期待通りのこだわりにこだわった映像をみてニヤリ。(こんなところにハマってみる観客もそういないと思うけど。。。笑)
2時間の中で、ほとんどのシーンが戦闘シーンのため、見る人を限定してしまう映画のように思うかもしれませんが、目を覆いたくなるシーンで観客に不快な思いをさせないように、流血シーンはあえてコミック(非現実的)ぽい表現をしたりと、丁寧に配慮されて作りこまれている感じがします。映像作品として、また、ちょっとアートな感じの作品として純粋に楽しめる作品かもしれませんね。余談ですが、パンフレットがなかなかいい出来でした。オススメ。笑
Jill /2007年6月24日 23:08/返信
おっ、もう観に行かれたんですね^^
戦争系はどうも苦手なんですが、Rikoさんの記事を読んで、ワタシも観てみたくなりました。
CMでチラ見した、丸い盾で亀のように矢を防ぐシーンが印象的。
ストーリというよりは、頭を使った攻撃や防御の戦法を観てみたい感じです。
でも2時間ぶっ通しの戦闘シーンは、ビビリのワタシには少々過酷なので、DVDがでてから観ようと思います。笑
Riko /2007年6月25日 01:31/返信
>Jillさん
こんばんは〜。そうなんですよ、もう観て来ちゃいましたよ。戦争系映画と言えば、そのカテゴリに入るかもしれませんが、あまり戦争のリアリズムは伝わってこない感じでしたよ。どこまでもファンタジックなイメージと言えばいいのでしょうか?
戦闘シーンがほとんどと書いてしまいましたが、途中途中には別のドラマもカットインしていますので、息をつかせぬ!という感じではないのでJillさんでもきっと大丈夫かと信じております。笑
何よりも、映画館の巨大スクリーンの方が楽しめる作品だと思いますので、是非、勇気を出してレッツゴー!です。
sleepy /2007年6月25日 08:28/返信
私も見ましたよ~なにせ、元考古学部出身ですから。笑
ジェラルド・バトラーは、「オペラ座の怪人」以来注目していた役者さんでしたが、今回もやってくれましたね。
彼がインタビューで「自分がこんな肉体美を誇ることはもう2度とないと思うので、映画が良い記念になった。将来、孫にも「証拠」として見せることができる」みたいなことを言っていたのも笑えました~。
でも、私的に一番ツボだったのは、ストーリーの語り部、唯一の生き残りであるディリオス役だったディビッド・ウェナム。
彼、「ロード・オブ・ザ・リング」でファラミア役をやったのですが、それよりちょっと前には、「ヴァン・ヘルシング」という映画で中世のコミカルな僧侶役をやってるんですよね。私的にはそのときのコミカルでかわいいイメージが残っていたので、ファラミアの時にも「おお。イメージぜんぜん違う」と思いましたが、今回の筋肉ムキムキ状態にはふっとびました 笑。さすが、俳優。化ける!
久しぶりにとっても楽しめた考古学系(歴史系?)映画でした!
DVD、ゼッタイ買います~(子どもには見せられないけど。まだ)
Riko /2007年6月25日 22:29/返信
>sleepyさん
こんばんは〜。考古学者出身の方には惹かれるものなんでしょうか?笑 あの肉体美が考古学的にヒットするとか。。。汗
でも、あのボディを維持するのはまず並大抵のことではないでしょうから、確かに映画の撮影等、特別な理由が無い限り、元に戻りますよね。
ディリオス役の人、そうだったんだぁ。どこかで観たことがあるような無いような俳優だと思ったらヴァンヘルシングのちょっとお間抜けな僧侶役だったとは。。。笑 でも、彼も含めて、スパルタの精鋭にキャスティングされた人はみんな大変だったでしょうなぁ〜。
男性に人気ある映画だと思いますが、意外や意外、隠れ女性ファン多そうです。笑
sleepy /2007年6月26日 22:22/返信
そりゃあ、もう、考古学部出身には魅力的な映画ですよ。
なんてったって、『300』は史実に基づいたストーリーですから。
ご存知かもしれませんが、あれは、歴史上では「テルモピュライの戦い」と呼ばれる、紀元前5世紀頃に実際にあった戦いです。レオニダス王に率いられた300人のスパルタ精鋭たちは、クセルクセス王率いるペルシア軍と激突して全員戦士しました。でも、ペルシア軍側の被害は2万人ほどだったというのでスゴイですよね。
あー、また考古学の本が読みたくなっちゃいました♪
Riko /2007年6月27日 00:10/返信
>sleepyさん
さすが!考古学者。笑 しかし、スパルタの精鋭達はまだしも、クセルクセス率いるペルシャ軍は、なぜにもあそこまでエンタメ志向(笑)だったんでしょうか?さすがにそのあたりは映画としての演出を狙ってのことだとは思いますが、クセルクセス王の登場シーンはちょっと吹きそうになりました。笑
ちなみに、レオニダスと言ったら、女性ならあのベルギーチョコを思い出す方も多いかと思いますので、一応リンクを。笑
http://www.e-leonidas.jp/
僕は甘いもの苦手なので、食べません。。。笑
sleepy /2007年6月27日 10:32/返信
クセルクセス王率いるペルシア軍は、確かにエンタメ色バリバリでしたねー。あれは、やはりコミックとしてのサービスでは・・・笑。スパルタ軍では遊べないけど、東洋の神秘、ペルシャ軍だったらおどろおどろしい~デフォルメも可能ですから。
クセルクセスの登場シーン・・・私はむしろ、彼の背の高さに「おおっ」となりました。まさかあの人、本当にあのサイズ??笑
レオニダス・・・チョコレートなんですか?しかもベルギー。チョコは私もちょこっと苦手です・・・(撃沈)
Riko /2007年6月28日 18:17/返信
>sleepyさん
クセルクセス王役の人は、さすがにあそこまで大きくは無いかと。笑
でも、sleepyさんがおっしゃるように、
ペルシャ軍の東洋の神秘的な雰囲気がしっかりと出ていて、
スパルタ軍とのコントラストがより明確になり、結果的には
敵味方の区別がつけやすくなっていたので、
映画の中の世界観構築という意味では、「大成功」ですよね。
正直、よく映画を見ていると、
作品によっては、西洋人同士の戦いとかって
どっちがどっちなんだか分からなくなることがあるので。。。汗
レオニダスチョコには、ちゃんとレオニダスの横顔がシンボルマークとして
刻まれていますよ〜。僕は辛いものが好きです。(何の話だ?笑)
sleepy /2007年7月13日 19:38/返信
今日、シンガポールで『300』のDVDが発売されました!
メイキングもついてて、特典付の豪華版!
私的にはメイキングや舞台裏も興味津々だったので、即買いしちゃいましたよ~。
余談ですが、私も最近『300』の戦士たちみたいになるべく、っていうのはもちろん冗談ですが、筋トレにがんばってます。今日本で流行ってる『ビリーズブートキャンプ』使って。今日で7日目なんだけど、ウエスト、3.5センチ細くなりました~。めざせ、6パック!!
Riko /2007年7月14日 10:36/返信
>sleepyさん
え?もうDVD発売されたんですか?日本ではまだ上映中の映画館も
あるし、発売は秋くらいじゃないかと思うんですが、
シンガポールは早いですね〜。笑
(もちろん、日本語字幕とかはついていないですよね〜。)
ビリーに入隊した友人、僕の周りにも少しいます。
みんな、最初の感想が「とにかくしんどい!」という一言。
やはりビリーのプログラムは結構ハードみたいですね。
独りでやってもいいんだけど、友達とかと一緒にやると
妙なライバル意識が出て来て、さらに楽しいとか。。。笑
自分も日頃からお腹周りの贅肉には気をつけているんですが、
年ととともに、簡単に贅肉がつきやすくなってきた気がするので、
ちょっと気をつけねば。。。