酔っぱらいとジャズとギター。

暑い季節に飲む冷えたビールと
ジャズの美味しい関係。

6月も半ば。梅雨入り宣言を受けたはずなのに、空はすっきりと快晴。そろそろ、ビールが美味しい季節がやってきそうです。ビールを飲みながらジャズを聴く。こんな贅沢はなかなか無いけれど、そんな時に楽したいジャズと言ったら、真面目で静かなジャズじゃなくて、もっとこうゆるゆるでリズミカルで、心地よい感じのジャズが良かったりします。しかも、ちょっとやる気が無いような雰囲気があると酔っぱらいには最高。笑

凄腕のミュージシャンがゆるゆる演奏!
しかも妖しいギターサウンドがかっこいい!笑

レディ...セット...シャンというちょっと変わった名前のこのアルバムは、ギタリストであるチャーリー・ハンター(Charlie Hunter)の作品。アルバム自体は、ジャズの名門ブルーノートレーベルから出しているだけあってクオリティは高い。

ギター(Charlie Hunter)とテナーサックス(Dave Ellis)、アルトサックス(Calder Spanier)、ドラム(Scott Amendola)という4人構成のカルテットなので、ちょっと変わった組み合わせだよね。ベースがいない為、それを彼(チャーリー・ハンター)が低音側の弦を2つ増やして担当している。それとエフェクト(音響効果。オルガンみたいな音出しまくっています。)をかけているおかげでかなり怪しい、妖しい。でも、テクニックが凄いので、いろんな意味で、なんだかヤバめのサウンドを出しています。笑

変な組み合わせだけど、曲自体はどれもグルーヴ感に溢れていて、酔っぱらったような、気だるそうなサックスとギターのソロが、聴いているこちらにも心地よくて、思わず「うへへ〜」ってにやにやしながら聴いてしまう一枚。かっこつけず、キザにならず、変に考えず、素のままで聴けるっていいよね〜。いやぁ、もう一杯欲しくなって来た。笑

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