『MARiTIMA』を聴く。

心の中に涼を求めて。。。

世間ではお盆休みの今週、各地で記録的な暑さが続き、(最高気温もついに記録更新!40.9℃だって!)日中に都内を歩き回るのは本当に危険な状態。さすがに夏が大好きな自分もこの暑さと蒸し風呂のような湿度の前では太刀打ちできない。。。今日も所用で都内を3カ所程回ったのですが、汗は玉のように流れ落ち、シャツはびしょ濡れ。。。ペットボトル(3本。笑)で水分補給していたけど、あまり効果無いね〜。ぐはぁ〜。涙

弦楽器の爽やかで音色が心地よい。

これだけ暑いと、(暑さを言い訳にはしたくないけど)いいデザインもなかなか浮かばないわけで、音楽で気分転換が必須!そんな暑さを忘れさせてくれる最適の一枚がコレ。ショーロ・クラブの「MARiTIMA(マリチマ)」ってアルバムなんだけど、アコースティックギター、バンドリン(ブラジルの民族楽器。マンドリンに似ているそうだ。)、コントラバスの三弦からなる日本人の3人組のユニットで、ブラジル音楽(「ショーロ」というブラジル独自のスタイル。)独特のリズム、サウンドをベースにしたスタイリッシュな音作りがなんとも素敵です。

曲の中に「風」が吹いている。

コントラバスのベースラインの上を、変幻自在に動き回るギターとバンドリンのフレーズがとても心地良くて、また、それぞれの曲のリズムは緩急に富んでいて、ブラジル音楽特有のノリの良いリズムと、スローテンポのバランスが良い。どの曲も、まるでブラジルの美しい海岸のそばで聴いているようで「風」を感じることが出来るのも大きな魅力ですね〜。特にスローテンポな曲を聴いている時には体からふわっと余計な力が抜けていくかのようなヒーリング効果があります。

冷たいコーヒーを片手に、ちょっと涼しい場所(炎天下の中で聴いても意味ないので。。。笑)で聴けば、す〜っと汗もひいていきます。ワールド好きな人はもちろん、ジャズ、クラシックが好きな人もきっと楽しめる、癒される一枚です。

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