『Blacks and Blues』を聴く。

フルートとジャズの組み合わせ。

最近、めっきり冷えてきました。そろそろ、鍋とか温かい料理が恋しくなりはじめる季節ですね〜。さて、いつものようにiPodでシャッフル再生をしていたら、Bobbi Humphrey(ボビー・ハンフリー)のフルートの音色が流れて来て、思わず作業していた手が止まりました。

ジャケットの写真からして男性のように思いますが、れっきとした女性です。ものすごいアフロなのと写真が良く無いけどね。笑 Bobbi Humphrey(ボビー・ハンフリー)はジャズフルート奏者ですが、このアルバムはジャズと言うよりはグルーヴィーなサウンド漂うファンキーな路線の一枚です。1970年らしいドラムとベースのファンキーなリズムサウンドの上にのっかるフルートの音色が最高にクールなのがいいですね〜。また、フルートという楽器の特徴でもある「はかなさ」と「女性」というキーワードが絶妙に組み合わさっていて不思議と聞き入ってしまう魅力がありますね。

週末のドライブとかにもいいかも。

Blacks and Blues』は何と言っても一曲目の"Harlem River Drive"が最高。変幻自在にベースラインが変わる70年代特有のリズムラインとバックボーカルが「Harlem River Drive〜(多分、そうだと思う。)」って延々と言っている中で、フルートのメロディアスなソロがのっかってくるんだけど、それがまるでファンキーでありながら幻想的な世界を創りだしてとても美しい。後半につれてフルートのソロが盛り上がって来ると、リズムセクションもどんどんパターンを変えて強力にサポートして来るのが凄いです。

この季節のドライブとかに、他の70年代ファンクナンバーと併せてBGMで流しておくと結構気持ちいいです。ジャズとフルートという組み合わせも面白いですし、色々な角度で楽しめる一枚ですね。ちなみにiTunesで売っているかなと思って検索したらあったんだけど、一曲目の"Harlem River Drive"だけは単品で買えず。やっぱり目玉商品なんだろうか。笑

2 Comments

Borinquen2007年11月 4日 18:29返信

Rikoさん!

ボビー・ハンフリー....いいですよね(^_^)
偶然にもここ数日前にiPod touchで聴いていました。昨日は、休日出勤で誰もいないオフィスでボビー・ハンフリーを流しながら、明日から始まるプロジェクトについてあれこれ考えていました。

チャック・レイニー、ハーヴィー・メイソン、デヴィッド・Tウォーカー...たまりませんね...(^_^)

Riko2007年11月 6日 08:50返信

Borinquenさん

おはようございます。& 休日出勤お疲れさまです。笑

ボビー・ハンフリーのエモーショナルなフルートサウンドは僕も大好きです。
この時代のアーティストは皆一癖も二癖もある個性的な人が揃っていて聴いていて
飽きないですよね。リーダーアルバムじゃなくても、クレジット見ると意外な人の
アルバムに登場していたりするので、そういうのを発見する楽しみもあります。

あとジャケットから学ぶグラフィックデザインも面白いです。笑

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