サクラを撮る。番外編。

20070413_01.jpg

失敗写真をいじる。これぞ、デジタルの醍醐味。

前々回の桜並木、前回のサクラの木に続いて、今回はもう少し寄って花を中心に撮った一枚。サクラのように引いて全景を眺めても、寄って花の形そのものも楽しめる植物ってなかなか少ないのではないかと思う。どんな花でもその花それぞれの楽しみ方があるけど、やっぱり色々楽しめちゃうサクラだからこそ、人気もひと際高いのかもしれない。

さて上の写真は、うっかり露出をアンダーにふってしまった一枚。かな〜り暗い写真になってしまった。パソコンのディスプレイ上で確認してもあまりにも不気味なカット(ホラー調。笑)になっていたので、こりゃ、ダメかな?なんて思っていたのですが、RAWから明るめに現像し直してみたら、なんだか不思議な世界観と色味が面白い写真に仕上がったので採用。個人的にはちょっと濃いめの発色が、昔使っていたAGFAのフィルムに似ている感じでお気に入りになった一枚です。こうした失敗を楽しめるのもデジタルならではの楽しみだよね。

追記。RAW現像ソフトは何がいいんだろう?

RAW現像ソフトはどれが使いやすく、優れているんでしょうか?僕はCanonのカメラを使っていますので、DPPという純正の現像ソフトを使用しています。Adobe Photoshopを持っているので、仕事で撮影データを扱うなど微調整が必要な場合や、その後のレタッチ作業に進むなどはやっぱりPhotoshopの方が便利。でもDPPには「ピクチャースタイル」という面白いモードがあるので、こっちの方がパッと見の写真現像は楽しいかもしれない。ただ、細かな調整はDPPは苦手かもしれないですね。

先日、Adobeから「LightRoom」が発売されたので、是非使ってみたいですね。特に画像の整理、スタック機能は便利だと思う。今一番の注目ソフトですね。ちなみにAppleの「Aperture」もインターフェースが素晴らしいので使ってみたいけれど、かなり強力なマシンパワーを必要とするらしく、まだまだ我慢我慢。笑 でも、これらRAW現像ソフトはまだリリースされて間もない初期バージョンなので、もう少し熟成して安定するまで待っても良いかもしれませんね。(ただ、買えないだけです。涙)

コメントする