MT4に悪戦苦闘。その後。

Movable Typeテンプレートタグ虎の巻
エ・ビスコム・テック・ラボ (著)

CMSとして使うMovable Typeガイドブック
黒野 明子 (著), 荒木 勇次郎 (著)

Movable Type 4.xの強力な武器とは？

MT4と取り組み始めてから早数ヶ月。思うように時間が取れずにMT4の表層的な部分だけしか触ってこなかったので、MT3.3以前と比較した際のメリットをあまり感じることが出来なかったけど、しばらく触ってみて感じた最大の違い、かつ、強力なアドバンテージは「変数タグ」（MTVarタグ関連）にあるような気がしますね〜。これがあるだけでも、それぞれのページ単位レベルでの表示制御が大幅に応用が利くようになります。

レイアウトも自由に変えられるし、CSSの制御もかなり複雑なことが出来るようになるので、とても便利です。また、フォームを使用するようなページ（ショッピングサイトの購入機能のついた商品ページなど）などでも、データの受け渡し制御がかなりスマートになりますね。MT3.3以前では使用出来ないテンプレートタグなので、やっぱりMT4に必然的に移行していかざるを得ないようです。笑

続々と気になる参考書が出てきています。

去年の暮れの時点ではあまり見かけなかったMT4関連の参考書も、最近はだいぶ増えてきました。特にMT3の時からお世話になっているエ・ビスコム・テック・ラボさんの出す本は個人的にとても好きなものが多い。一言で言えば情報の見せ方の過不足があまり無くて「分かりやすい」のが特徴的。

今回のMovable Typeテンプレートタグ虎の巻も、テンプレートタグの種類、アトリビュートの説明など、テーマに合わせて絞った内容のみが書かれていてとても読みやすいですね。テンプレートタグはかなりの種類があるので、上手く組み合わせたり使いこなせることが、MT上達の秘訣ですね。MTの仕組みが分かってきた人にオススメです。

もう一冊のCMSとして使うMovable Typeガイドブックは、MT4をベースにした実践での使用例をイメージしやすい一冊。テンプレートタグの説明もありますが、単なる機能説明にとどまらず簡単な使用例などが書かれているので、テンプレートタグで何が出来るのかをイメージしやすい一冊。後半はフォトギャラリーやECサイト、コーポレートサイトの構築の実践例が掲載されていますので、Movable Typeを使用したサイト構築のプロセスを知りたい方は参考になると思います。