寒い冬の季節に聴きたいジャズ。
暖かい気分になれるジャズ。
すっかり寒くなって来たこの季節に自分がよく聴くジャズは何だろう?と思ってiTunesを開いてアルバムを探してみた。最新版のiTunesはアルバムのカバーをかっこよくスクロールしてくれる機能がついていてかっこいい。と話はそれてしまったけど、やっぱり自分自身がトランペットをやっている経験上、トランぺッターものが多い。笑 そんななかでもなんだか気持ちが暖かくなれる、寒い冬によく聴くものをピックアップしてみた。
レッツ・ゲット・ロスト~ジミー・マクヒュー作品集
テレンス・ブランチャードと女性ジャズシンガー達との夢の競演。しっとりとした曲から、ミディアムテンポまで幅広くカバーしているので、女性ボーカルとかっこいいトランペットの駆け引きを楽しみたい人にはオススメ。女性ボーカルの存在感に負けないくらい、トランペットの存在感が十二分に主張しているあたり(目立ち過ぎ?笑)がこのアルバムの良いところ。
作曲家として活躍したジミー・マクヒューの曲をカバーしています。女性ボーカルは、カサンドラ・ウィルソン、ダイアン・リーヴス、ジェーン・モンハイト、ダイアナ・クラールの4人。他のアルバムだとパワフルなソロをとる彼も今作では大人なおじさんに変身しています。ジャケット写真もね。笑
Standard Time, Vol.2: Intimacy Calling
ウィントン・マルサリスの優しい音が癒してくれるスタンダードな1枚。ちょっとアダルトでかっこ良すぎる曲が勢揃いです。笑 ワンホーンなので、リズム陣以外は彼しか管楽器がいないのですが、まるでトランペットでボーカルのように歌っている雰囲気が素敵。
ちなみに「Standard Time」シリーズは全部で6枚出ているのかな。それぞれ全くコンセプトを変えて作っているので雰囲気が全然違いますが、色々と楽しめて面白いです。柔らかい雰囲気を楽しみたい方はこの「Standard Time, Vol. 2: Intimacy Calling 」と「ミッドナイト・ブルース-スタンダードタイム Vol.5 」がオススメ。
Someday My Prince Will Come
マイルス・デイヴィスのアルバムは自分が持っているアーティストの中では最多。そんな大好きマイルスのアルバムの中でも「Someday My Prince Will Come 」はこの季節に聴くにはもってこいの美しく繊細な柔らかい雰囲気が素敵。アルバムタイトルにもなっている"Someday My Prince Will Come"が一番の目玉曲。白雪姫の「いつか王子様が」をカバーした曲なのでメロディが素敵です。
マイルスだけじゃなくて、ピアノのウィントン・ケリーや、サックスのジョン・コルトレーンの演奏も落ち着いた大人の雰囲気でグッド。ラストの「I Thought About You」も名バラードですね。ちなみに僕は紙ジャケットでこのアルバムをゲットしたのですが、これって期間限定なのかな?今はプラスティックのケースに入っていますね。
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