ブラック・ファンクに酔う。

音の洪水に溺れる。

クリエティブワークに欠かせない音楽。最近は昔の音楽を良く聴くのだが、先日のテクノに続き、今度はブラック・ファンクの代表作を聴いてみる。久々に引っ張りだしたファンキーな2枚はこれ。70年代のエレクトリックサイドのハンコックの代表作「Head Hunters」と、ライブ盤「洪水」。どちらもジャズピアノ界の大御所ハービー・ハンコックの作品。

しかし、いつ聴いてもエレクトリックサイドのハンコックのグルーヴ感は最高。とにかくヒップでクール、いつ聴いても自然と体が動いてしまいます。「Head Hunters」だったら、「sly」あたりで次々と押し寄せる音の洪水に完全ノックアウト。笑 頭の中が真っ白になっていって、次第に気持ちよく満たされていく感じがよく分かります。

東京に来日したときのライブの様子を収めた「洪水」は、ネーミングも凄いけど、メンバー全員の熱気が伝わって来て、しかもサウンドバランスが良い。ついつい仲間を呼んで一緒に揺れたくなる一枚。テンションアップには持ってこいの最高にかっこいいアルバムです。

洪水の後は、心地よい疲労感とすっきり感。

元気が無くて、ネタ切れで、しかも余計なことばかり考えてしまって集中出来ないときは、こういう音楽でショック療法的にビタミンチャージしてもいいですね〜。(ほどほどに。笑)おかげでシャキッと出来ました。こうなると次に聴きたくなってくるのはマイルスのエレクトリックサウンド。何があるかな〜、ゴソゴソ(アルバム探し中。笑)。

余談ですが、このハンコックのエレクトリック作品も含め、マイルス・デイビスのエレクトリック作品(代表作で言えば「パンゲア」「アガルタ」「ビッチェズ・ブリュー」とか)などなど、この時代のジャケットデザイン、かなり宗教的で、精神的な世界、思想が上手く表現されていてとても興味深いですね。LPジャケットで持っている人は幸せです。並べておくだけでも立派なギャラリーになりますね〜。(僕はCDサイズしか持っていません。涙)

2008/04/07 追記。
LP盤のHead Huntersが再発売されているようです。アナログジャケットが好きな方は是非どうぞ!僕は早速ゲット!笑

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