Blu-spec『洪水』を聴く。

音の洪水にのみ込まれろ!

ハービー・ハンコックの名盤「洪水」です。日本でのライブの模様を収録したアルバムですが、この頃の彼の演奏は、リズム・ビートといい、変幻自在なソロといい、予測不可能な展開といい、とにかく聴く人の心を惹き付けてやまないカッコ良さがありますね!

名曲「処女航海」で大人しく始まったかと思えば、気がつくとあっという間にリズムとぐるぐるグルーヴの渦に放り込まれて、音の洪水にやられっぱなしの状態になります。このアルバムもそうだけど、彼のエレクトリックサイドの曲はどれも体が自然に動いてしまう魔力を持っていますよね。個人的には「カメレオン」「バタフライ」あたりが一番好きでヘビーローテでよく聴きます。気持ち良すぎて、仕事中に聴くには危険なアルバムです。笑

ブルーレイの技術を使った特別なCD。

で、今回は普通のCDじゃないらしいBlu-specバージョンを買ってみました。なんでも、音の質が違うらしいのですが、手元にある昔の普通のアルバム「洪水」と聴き比べてみましたが、なるほど、聴き比べてみると、以前のバージョンではもやもやっとして聴こえづらかった音色が聴こえる感じがします。なんとなく、イコライザが変わったような印象を受けます。

ブルーレイの技術を使って音を収録しているとのことですが、値段もそんなに変わる訳じゃないし、だったらBlu-spec盤を買っておいて損は無い気がしますね。でも、iTunesとかに圧縮して取り込んじゃったら違いはほとんど分からないかもしれないけれど。。。笑

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