Lee Morganと暑い夜。

Live at the Lighthouse

暑く、気だるい夜はライブ盤で。

iTunesでシャッフルをかけて聴いていたら、懐かしいリー・モーガン(Tp)のアルバム「Lee Morgan Live at the Lighthouse」が久々に流れた。ライブ盤なんだけど、演奏が暑すぎ、もとい、熱すぎて聴いているこちらが暑くなって来る名盤。笑 やっぱり、スタジオでレコーディングするアルバムとは違って、ライブだと盛り上がるし、リー・モーガンも燃えています。まるでマシンガンのような彼のソロもインパクト大だけど、周りのメンバーもぶっ壊れていて面白い。笑

リー・モーガンはホームランバッター?

雑誌か何かに書いてあったんだけど、リー・モーガンの特徴はホームランバッターみたいなトランぺッターだと例えられていた。外す時は外すけど、当たるともの凄い演奏をするということらしい。彼の色々なアルバムを聴いていくとそのような節もあり、確かに的を射た表現のような気がする。笑 そう考えると、今回のアルバムはライブ盤なので当たりということになるかなぁ。夏と言えば、野音とか野外フェスとかで皆で盛り上がる季節だけど、お酒を片手にこういうライブ盤を聴いて独り盛り上がるのもなかなかいいものです。

名曲ズラリ。

ちなみに、このライブ盤は3枚組。ほどんどの曲が10分超の熱い演奏ばかりだけど、個人的には熱い演奏の中に混じって演奏されたミドルテンポの「I Remember Britt」でのフリューゲルホルンとフルート(Bennie Maupin)の美しい旋律のソロがとても好きです。(にやりとさせられるイントロは必聴!)もちろん、名曲「Speedball」「The Sidewinder」も演奏されていてかなり美味しいアルバムです。

余談だけど彼(Lee Morgan)のフリューゲルホルンが聴けるってもかなり美味しい。トランペットとは対照的に丸い、柔らかいサウンドがとても印象的。ライブそのものは1970年7月10〜12日に録音されたもの。ちょうどこの時期ですね。演奏が熱いのも納得。笑

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