『Realize』を聴く。

エキゾチックなエレクトロニカに浸る。

暑い夜が続きますね。ここ数日のうだるような暑さは「ラニーニャ現象」によってひき起されているみたいです。自分が小学生の頃は「エルニーニョ現象」しか習わなかったなぁ。うん。笑 う〜ん、寝苦しい夜はしばらく続きそうです。そんな寝苦しい夜に少しでも涼しげな曲を聴こうと思って探していたら、アジアン・エキゾチックなエレクトロニカ「Realize」が出て来た。

タブラ奏者でDJでもあるカーシュ・カーレイ(確かインド系米国人だったような。。。汗)の作品。詳しくは知らないんだけど、当時はニューヨークのクラブシーンで定期的に話題になるくらい実力派だそうで、音楽プロデューサーとしての一面も持つなど、確かにアルバム全体の構成や完成度はかなり高い。全曲を通じてアジア系楽器をふんだんに使った幻想的かつ神秘的なオリエンタルな雰囲気漂う一枚。エレクトロニカ/トランスに入ると思うんだけど、エキゾチックな響きが、聴き方によってはヒーリング系のサウンドにもなっているので、瞑想にも使えそうかな?笑

日本にいながらアジアの国々にバーチャルトリップ。

また、アジアン、エキゾチックなメロディの下で流れるビートも、アンビエントのような柔らかいものから、ドラムンベースのようなパンチの効いたリズムもあったりと個性があってとても面白い。曲毎に変幻自在に切り替わるリズムがアルバム全体にストーリー性を与えていて、目をつぶって聴いていると、なんだか異国の世界を旅しているかのような不思議な感覚に襲われます。

僕の勝手なイメージだけど、日頃、クラシックとかジャズとかを聴くことが多い人には、新鮮な感覚で楽しめるんじゃないかな〜。ぱっと聴いただけでは、トランス系特有のビートしか聞こえてこないかもしれないけれど、心を空っぽにして聴いているとかなり深い世界観に引き込まれていきますよ〜。個人的にはラストの曲がオススメ!

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