『The Room』を聴く。

水の中に差し込む光のように。。。

とある友人へのプレゼント(すみません。まだ渡してません!笑)用に買った一枚。気に入ったので、自分でも買い足しました。(なのでその友人は間違っても買わないでね!笑)

で、そのアルバムとは、いわゆる環境系音楽のアーティストとして有名なハロルド・バッドのナンバー「The Room : Harold Budd」です。このアルバムを知ったのは、数年前に訪れた某インテリアショップで流れていたのを聴いたのが初めての出会い。買いもしないインテリアショップをうろついていたところを店員につかまってしまったので、仕方が無く、BGMで流れている曲を聴いたというパターン。店員さん、スミマセン。笑

名前やジャケットデザインからも想像出来るように、曲の構成はとてもシンプル。壊れそうなくらい繊細なシンセとピアノの重なりとフレーズの反復が絶妙な「ゆらぎ(1/fゆらぎ?)」効果を生み出して、聴いていてとても心が休まります。ただ、曲調そのものは美しいのですが、全体的に暗い感じでしょうかね。

なので、例えていうならば、暗い水中に差し込む光のような感じで、ピアノとシンセの音色が光のように時折差し込むというイメージが一番ぴったりくるかな。夜寝る前の暗い室内で聴いていると、本当に水中のなかにいるような、静かな空間の中に音が反響し合っているような、そんな荘厳な雰囲気に浸れる一枚。秋の夜長にどうぞ〜。ってもう冬か。笑

2 Comments

1932008年11月12日 23:22返信

こんにちは!
またRikoさんの音楽ネタにつられました(笑)

読んだだけで、良さそうですね。初めてしりました。
ピアノとシンセの共演…
とても気になってきました。
リズムとかもごく最小か無い感じですか?

ただただ漂いたい感じを味わってみたいです。

ヒント頂きました!
相変わらず、ありがとう!

Riko /2008年11月12日 23:59返信

193さん

コンバンハ。ここしばらく、Rikologがぶっ壊れていましたが、なんとか本日復旧です。笑

The Roomはピアノ、あるいはピアノ+シンセのみのミニマム構成です。リズムは一切ありませんです。クラシックピアノのコンテンポラリーに近い部分もあるかも知れませんが、癒し系にこだわっているこちらの方がより前衛的、実験的のような気がしないでもありませんね〜。

ただただ漂いたい。まさにそんな感覚が味わえると思いますよ〜。193さんには合っているかも知れません。笑

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