『亡き王女のためのパヴァーヌ』を聴く。

初夏に聞きたい、軽やかなピアノのソロを楽しむ。

久々にジャズを聞いています。アルバムは「亡き王女のためのパヴァーヌ」。しかも、トリオ。しかも、クラシックの名曲のジャズアレンジ。ラヴェルの代表作「亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavane pour une infante défunte)」や、チャイコフスキーの「白鳥の湖」などを演奏しています。

トリオなので、まず、聴きやすい。スティーヴ・キューンの熟練した職人のようなテクニックで聴かせてくれるのは、難しい解釈ではなくて、誰もが心地よいと感じさせてくれるソロ。一見、簡単そうに見えるけれど、わかりやすく演奏できるのは、やっぱり、色々な表現を経験してきたスティーヴ・キューンだからこそ。無駄に誇張せず、でも、楽しく躍動感溢れるメロディラインが素敵ですね〜。

この時期は、外の風も気持ちイイし、外に持ち出して聞きたい一枚ですね〜。きっと気持ちイイと思います。暑苦しくないジャズをお探しの方におすすめします。笑

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