姪っ子とモノクローム2。

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モノクロフィルムの質感を求めて。。。

前回に引き続き、姪っ子のモノクロフォトです。右の写真を見ていると、まるで新聞を読みふけるサラリーマンの姿そっくりでなんだかちょっとおかしかった。ちなみに読んでいるのは新聞のはずはなく、アンパンマン。納得。

デジカメはその構造上、撮った画はどれもカリッとシャープなイメージが強くなってしまう。特にモノクロモードで撮るとそのイメージはさらに強くなるようです。フィルムカメラと違い、良く悪くも「必要以上」に細かい部分まで写り過ぎてしまうのも大きな要因の一つかも。そんなこともあり、わざとピントを外して撮ったりしてみるのですが、これが結構いい感じで、いわゆる「失敗」写真の方が味わいがあるように感じてしまうからなんだか複雑。笑

モノクロフィルム写真の滑らかな階調を再現するには、少しでもピントを合わせていない部分(アウトフォーカス部)は滑らかにボケてくれたほうが良い訳で、開放F値の明るい大口径レンズ、特に単焦点レンズの方がモノクロモード時のレンズに向いているのかもしれないですね。(理想はカールツァイスのような超大口径レンズなんでしょうね〜。欲しい!)

扱いやすいレンズ、
EF 28mm F1.8 USM

ちなみにどちらの写真もEF 28mm F1.8 USMで撮ったもの。開放F値がF1.8とかなり明るい上に、USMを搭載しているのでオートフォーカスが早いこともあって、室内撮り、特によく動く子供などを被写体にした時のターゲットの追従のしやすさ(被写体を追いかけやすい)など操作性が良いのも大きな魅力。モノクロモード時の相性も良い気がします。

また、APS-Cサイズ(EOS Kissや40D)のカメラでは標準の50mm域となり、フルサイズ(EOS 5Dや1Ds)では広角の特長である歪みが出にくいギリギリのラインである28mmとして使えること等、ボディに左右されることも少ないので、なかなか便利なレンズです。

気になる描写性(解像感)は、単焦点というメリットを活かしたシャープな写り。上の写真の姪っ子の髪の毛を写してみたカットでも髪の毛一本までちゃんと写してくれていて、気持ちのよいレンズです。しかし、子供の髪の毛って柔らかくて触っていてとても気持ちいい〜。

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